第9回 はるの会
おかげさまで、無事に「第9回 はるの会」を開催させていただきました。
大広間いっぱいのお客さまがお越しくださり、出演者一同とても嬉しい気持ちで舞わせていただくことができました。
ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。
まずは若静紀の師匠、山村若佐紀先生からご挨拶。
そしてまず若静紀『松の双葉』でおひらき、それから門人の若静和の弟子3名が続きます。
私にとりまして孫弟子の初舞台は、胸に迫るものがありました。
順調にプログラムは進み、休憩をはさんで、スペシャルゲスト笑福亭たま師匠の落語。
先日花形演芸大賞金賞を受賞されたばかりのたま師匠、さすがの高座で会場中が惹きつけられました。
後半は名取試験の課題曲『山村舞』、ほかに若静雪『雪』、若静夏『滝づくし』、若静奈『松竹梅』、若静和『萬歳』など。
最後に私、若静紀が『十二月』で舞納め。
若佐紀師匠に大阪締めのお声をいただき、終演になりました。
会場の大阪美術倶楽部は、鴻池男爵の本宅跡。
船場で育まれた上方舞の会を、船場の風情が残る場で開催させていただけたこと、大変嬉しく思います。
また来年に向けて、社中一同精進いたします。
これからもどうぞ静紀会を、よろしくお願い申し上げます。