「怪談 其二 」
7月7日、人形町の老舗料亭・よし梅さんにて開催の「怪談 其二~嘆きと怨み、怖い噺と狂い舞」にお越しくださった皆さま、ありがとうございました!
暑い時期に何か涼しくなるような曲を、ということで『鉄輪』を舞わせていただきました。
『鉄輪』は、夫に捨てられた女性が、夫と新しい妻を呪い殺すために貴船神社で丑の刻まいりをするのが主題になっています。
後妻の髪を引きずって打ち据えたり、藁人形に五寸釘を打ちつけたりというような、凄惨な振りがついています。
終演後は、おかげさまで「ぞっとした」「なんだか哀しい気がした」「共感した(!)」などのご感想をいただき、嬉しく思いました。
地唄舞をご覧いただいた後は、神田山緑先生の、怖ーい講談。
大人気の山緑先生、お客さま大喜びのご様子でした。
名プロデューサーのよし梅の若女将さま、唄と三味線をいつも安心してお願いしている村澤丈児先生、素敵な写真を撮ってくださる福原毅さん、スタッフの皆さま、そしてお手伝いの若静雪さん。
今回も大変お世話になり、ありがとうございました。
早くから満席になり、ご好評いただいたとのこと、また来年もご企画くださるそうで、今から私自身もとても楽しみです。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は自分で白塗りのお化粧もいたしました。
こちらももっと上手にならねば!