東京理科大学「特別教養講義2」
東京理科大学「特別教養講義2」に、お招きいただきました。
オムニバス形式で、日本の伝統文化にたずさわる方々の講義を全15回行われたそうで、私はその最終回。
ほとんどの方がご宗家や、ご当主嫡男でいらして、そうそうたる先生方と同じ講義を受け持たせていただいたこと、大変光栄に思いました。
テーマは「日本舞踊について」。
担当の渡辺正名誉教授からは「90分をどうぞお好きに使ってください」とおっしゃっていただきましたので、まずは60分ほど日本舞踊についてのお話。
舞楽や神楽、白拍子、また念仏踊りなどを含めた日本の舞踊の歴史、それから一般的な意味での日本舞踊の、舞と踊りの違いなど、動画をご覧いただきながらご紹介しました。
そのあと、教室に毛せんを敷いて、地唄舞『黒髪』の実演。
最後に質疑応答。
男子学生さんが多かったので、日本舞踊に興味をお持ちいただけるのか心配でしたが、実演をずいぶん集中して見ていただき、ほっとしました。
なかなかうまく話せませんが、伝統芸能や日本舞踊について知っていただける機会が増えること、本当に嬉しいです。
お声掛けくださった、小笠原流次期ご宗家の小笠原清基先生に、改めて感謝申し上げます。