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大河ドラマなどの時代劇を観ると、役者さんの着物での所作が、どうしても気になってしまいます。
重心の低い、いわゆる「腰が入る」という立ち居振る舞いができる方と、洋服での動きと同じ方と…。
昔の映画や、テレビ時代劇の再放送では、俳優さんの見事な殺陣や、女優さんの袂扱いに裾さばき、惚れ惚れしてしまいます。
お芝居をされる方は本当に勘がいいので、お忙しくても少し日本舞踊をお稽古されておくと、ずいぶん姿勢や所作が違うだろうになぁ、と残念に思いながら観ています。
9月に入ると、毎年必ず「単衣を着るべきですか?」とのご質問をいただきます。
この暑さですから、薄物か浴衣で大丈夫とお答えしています。
私も今日は浴衣を着ました。 さすがに白地は気がひけるので、しばらく濃色で過ごします。
大阪の稽古場では、長く松栄堂さんの「堀川」というお香を焚いていましたが、東京では少し香りが甘すぎる気がして、それより軽いタイプの「白川」を使っています。
大阪にいるとやっぱり「堀川」がいいな、と思うので、香りの好みが変わったわけでもなさそうです。
東京と大阪を行き来するお仕事の方にこの話をすると、煙草も東西で味が変わる気がするそう。
湿度に関係があるのかな? 不思議です。
日帰り大阪、師匠の稽古場へ。
先日の舞台のDVDが届いていました。 これから、ひとり反省会です。
鹿児島出身のお弟子さんから送っていただいた、「つけあげ」。
甘じょっぱくて、ふだん目にする「さつまあげ」とはずいぶん違います。 魚のすり身にお芋やごぼうが入っていたりして、くせになる味。感謝です。
大阪・西区、東京・新宿区、オンラインの個人稽古は随時受付中。大阪・練心庵、神戸・凱風館、東京・目黒学園のグループ稽古は、恐れ入りますがお休みさせていただいております。
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個人稽古が東京・神楽坂と大阪・九条、グループ稽古が東京・二子玉川と豊中・曽根にて開講中です。