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毎日新聞で対談

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落語家の桂吉弥師匠と、中之島美術館「大阪の日本画展」の見どころについて、対談させていただきました。

上方落語、上方舞、そして大阪の日本画の共通点が大変興味深く、ずっとお話していたい気持ちになりました。

古典芸能の耳

国立小劇場での文楽公演の帰りに、稽古場にお越しになったお弟子さん。
「お人形の動きは舞の勉強になるんですけど、いまいち義太夫のよさがわからないんです」とお話しくださいました。
何を言ってるか聴き取れないし、字幕を読んでると舞台に集中できないし、と。

どうしても現代人は西洋音楽に慣れているので、日本の古典芸能の音には違和感を持たれる方が多いように思います。
私は、義太夫を楽しみたいなら、ぜひ昔の名人のCDをお聴きになったら、とお伝えしました。
まずは何枚も聴く必要はなく、1枚でよいので、とにかくずーっと繰り返してCDを流しておくと「古典芸能の耳」が培われ、義太夫だけでなく、ほかの日本古来の音楽にも親和性が高くなる気がしています。
名人中の名人、故・竹本越路太夫師のCDをおすすめすると「早速ネットで探します」。
現代の便利なツールを使って、古典を知ることができるのは、本当によい時代だなと思います。

神楽坂まち舞台

年に1度の「神楽坂まち舞台」へ行ってきました。

神楽坂の街全体が舞台になって、路上や特設のステージなど、そこかしこで伝統芸能を観ることができます。

毘沙門天さんの境内では講釈場が再現。
いつもお世話になっている女流義太夫の竹本越孝師・鶴澤寬也師や、浪曲の玉川奈々福師がご出演だったので拝聴しました。

路上では新内流しや、太神楽、尺八…。
にぎわいながらもゆったりとした雰囲気で、改めて神楽坂は大人っぽくて素敵な街やなぁ、と思いました。

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『夏祭浪花鑑』

お弟子さんと文楽東京公演『夏祭浪花鑑』へ行ってきました。

くろごちゃんと記念撮影。

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玉男お師匠さんの楽屋もお訪ねしました。
女形のお人形を遣ってくださった、レアショットです。

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たっぷり通しで『夏祭浪花鑑』、道行があったので筋がよくわかり、そのあとのお辰のシーンがとても腑に落ちました。
これまで何度も拝見した演目ですが、今日の蓑助お師匠さんのお辰は、一生忘れないと思います。

盆踊り

ご近所の盆踊り。

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自宅で稽古していたら、太鼓の音が聞こえてきました。
盆踊りも大好きなので、辛抱できず走って参加。
「炭坑節」、「東京五輪音頭」、それに「ダンシングヒーロー」まで。
引っ越してきたばかりですが、地域のお祭が残っているのがとても嬉しく思いました。

お知らせ

2023.05.05

大阪・西区、東京・新宿区、オンラインの個人稽古は随時受付中。大阪・練心庵、神戸・凱風館、東京・目黒学園のグループ稽古は、恐れ入りますがお休みさせていただいております。

2020.04.01

オンライン稽古をはじめました。詳細はお問い合わせください。

2018.04.24

個人稽古が東京・神楽坂と大阪・九条、グループ稽古が東京・二子玉川と豊中・曽根にて開講中です。