『静かに戀する舞night vol.4』
神楽坂にて、京都の日本舞踊家・西川影戀さんと、舞踊とトークのイベント『静かに戀する舞night』を不定期で開催しています。
毎回テーマがあり、ゲストのお話と、テーマに沿った舞踊をお楽しみいただきます。
今までお越しいただいたゲストは、元大阪北新地No.1芸妓の西川梅十三師匠、弓馬術礼法小笠原流次期宗家の小笠原清基先生、津田塾大学教授の三砂ちづる先生と、豪華な皆さま。
小さな会場なので、とてもアットホームな雰囲気で、いつも客席からの質問もどんどん飛び出します。
先日行った4回めは、テーマが「笑い」、ゲストは大蔵流狂言方の茂山茂さん。
狂言の笑いの実演、大蔵流狂言の特徴、お稽古のことなど、たっぷりお話くださいました。
舞踊は、まずはじめに『梅にも春』をふたり同時に。
同じ曲を別々の振付で実演させていただきましたので、西川流の踊りと山村流の舞の違いが、ずいぶん際立ったのではないかと思います。
それから『萬歳』を、影戀は義太夫で、若静紀は地歌で。
こちらも続けてご覧いただいたことで、曲や流儀の特徴をわかりやすく感じていただけたのではないでしょうか。
今回は新年ということで福引きも。
手拭いやワイン、お扇子、若静紀の著書などをプレゼント。
質疑応答の時間も盛り上がり、おひらきになりました。
『静かに戀する舞night』は、これからも続けてまいります。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。