カテゴリー 「日記」 に投稿されたブログ記事一覧
ベビーブーム
昨年から今年にかけて、若静紀社中はベビーブーム。
お弟子さんに子供さんやお孫さんが、どんどん産まれています。
先日も長くお越しのお弟子さんから、無事出産との写真入りメールが届きました。
かわいい女の子、目元がご本人そっくり。
なんだか私にとっても、孫ができたような気持ちです。
上方舞のお稽古では、肩や顎の力みをとるようお伝えしていたのですが、陣痛のとき、それらがとても役に立ったそうです。
身体をゆるめるのが上手と、看護師さんにほめられたとのこと。
産休明けは、赤ちゃんとご一緒にお稽古に来られる予定です。
稽古場のアイドルになりそうです。
東京理科大学「特別教養講義2」
東京理科大学「特別教養講義2」に、お招きいただきました。
オムニバス形式で、日本の伝統文化にたずさわる方々の講義を全15回行われたそうで、私はその最終回。
ほとんどの方がご宗家や、ご当主嫡男でいらして、そうそうたる先生方と同じ講義を受け持たせていただいたこと、大変光栄に思いました。
テーマは「日本舞踊について」。
担当の渡辺正名誉教授からは「90分をどうぞお好きに使ってください」とおっしゃっていただきましたので、まずは60分ほど日本舞踊についてのお話。
舞楽や神楽、白拍子、また念仏踊りなどを含めた日本の舞踊の歴史、それから一般的な意味での日本舞踊の、舞と踊りの違いなど、動画をご覧いただきながらご紹介しました。
そのあと、教室に毛せんを敷いて、地唄舞『黒髪』の実演。
最後に質疑応答。
男子学生さんが多かったので、日本舞踊に興味をお持ちいただけるのか心配でしたが、実演をずいぶん集中して見ていただき、ほっとしました。
なかなかうまく話せませんが、伝統芸能や日本舞踊について知っていただける機会が増えること、本当に嬉しいです。
お声掛けくださった、小笠原流次期ご宗家の小笠原清基先生に、改めて感謝申し上げます。
平成30年ありがとうございました!
今年もおかげさまで、あわただしく大晦日を迎えました。
6月に東京に住まいを移し、大阪との二拠点生活がはじまったことで、たくさんの新しいご縁をいただいた年でもありました。
舞わせていただいた曲を思い出すと、
「ひなぶり」「ゆかりの月」「老松」「鉄輪」「柳々」「高砂」「山姥」「黒髪」「ぐち」「雪」「萬歳」「酒屋」「淀川」「朝日楼」…
特に「黒髪」「ぐち」「雪」は、それぞれ複数回の機会がありました。
今年スタートした会は、女流義太夫の竹本越孝師・鶴澤寬也師との「女流義太夫と上方舞」、西川流舞踊家の西川影戀師との「静かに戀する~舞night」。
おかげさまでどちらも好評をいただき、来年以降も続けてまいります。
また、6回めになる「静月会」では、名越康文先生作詞・村澤丈児先生作曲による新作「朝日楼」に挑戦いたしました。
日本舞踊の会として、新しいスタイルになったのではないかと思います。
門人からは、若静雪が師範、若静京が名取のお許しをいただきました。
師範は3人め、名取は8人めです。
これからも社中みな仲良く、ますます精進してまいります。
来年も、いくつか舞台のお話をいただいております。
ひとつひとつ丁寧に、つとめてまいりたいと思います。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
ご縁のあった全ての皆さまに感謝です。
よいお年をお迎えくださいませ!